社畜の夫が脱サラ起業した&なぎくんの育児日記

地方都市在住、30代半ばの夫婦と保育園児の息子の日記です。ブログ開始の一年半前に、夫が脱サラ起業しました。突然の運送業。突然の単身赴任。果たして仕事と家庭はうまくいくのか。。。生暖かく見守っていただけますと幸いです。

恐竜好きの子におすすめ!「大恐竜時代へGO!」他【なぎくんの育児日記4】

【以下で紹介。「大恐竜時代へGO!」のアンンディとなぎくん】

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なぎくんは、今年に入って突如【恐竜】のとりこに。

 

きっかけは昨年11月(当時なぎくんは3歳7ヶ月)に行った、東京ディズニーランドの「ウエスタンリバー鉄道」。その頃のなぎくんは、がっつり車両オタクだったので真っ先に乗ったアトラクションだったのですが、その中で恐竜の世界にトリップするシーンがありました。

 

無事、ディズニーランド限定トミカを買って帰る道中、「なぎくん、何が一番たのしかった?」と聞くと「恐竜さんみた!」と言っていました。「うんうん、なぎくんはやっぱり車や電車が好きなんだね~」と思いました。

 

それから2ヶ月は、車両オタクだったなぎくん。なぜか、年明けに急にトミカを欲しがらなくなり、「???」状態だった私たち両親と祖父母に、彼は言うのです。

 

「もう、ぼく恐竜さんの方がすきなの。」

急な路線変更だと感じた我々。

 

しかし、ふと「どうして恐竜が好きになったの?」と聞くと、ディズニーランドで見たからといって驚きました。

 

あんなにわずかな時間だったのに……ディズニーの魔法ってすごい!と思うと共に、「どうせ忘れちゃうくらいの小さい頃なのだし、子どもが疲れるような所に連れていくのは反対」と言うような方もいますが、一概にそうでもないな、と。

 

確かに、小さい子をやたらと連れ回して疲労させるというのは私も良いとは思いません。当時のディズニーランドへのお出かけは、なぎくんがカーズのDVDを見るたび、はじめのディズニーのクレジット画面で毎回「素敵なところだな……あのお城の町の鉄道にぼくも乗りたいな」と言っていたため、本人の体力がお昼寝なくとも日中持つくらいを待って企画されたのでした。

 

なお、カーズ2・3はDVDを買って、それぞれ50~70回は観ました。もう、セリフが言えるレベルです。

 

私も、2に出たフィン・マックミサイルのイケオジぶり(おじさんなのかは車両なので不明ですが)に、ハマりました。

 

まさか車のファンタジーに、イギリスのスパイが出るとは……ルパン三世を彷彿させる展開です。

 

 

 


人格は幼い頃に形成されるというように、子どもほど外部からの刺激を受けます。ディズニーのようなファンタジーやエンターテイメントの極致を衝撃としてモロに受けたなぎくんは……

 

そこからわずか一ヶ月ちょっと後の、4歳の誕生日の頃には恐竜の分類をある程度覚え、40種類ほどの恐竜の名前とその性質が言えるようになりました。

 

なぎくん「大型の竜脚類は、石を飲み込み、そのお腹の中の石で草をすり潰して消化することもあったんだって」

私「……おお!!それは知らんかったすごい!!」

 

また、私がトリケラトプスの絵を描いたときに、口許をニコチャンマークのようなにっこり笑顔にしたら……
なぎくん「まま、ちがうよ。トリケラトプスの口はオウムのような形が特長だから。」
私「……おお!!そうか、書き直そう!!」

 

さらに、

なぎくん「恐竜のクイズだして!」
私「うーん。剣竜類を3つ答えよ」
なぎくん「ステゴザウルス、ケントロサウルス、トゥオジャンゴザウルス!もっと難しいクイズいって!」
私「うーん……前見たアンディのDVDに出てた、スピノサウルスと同時期にいたアフリカの肉食恐竜は?」
なぎくん「カルカロドントサウルス」
私「すごい!正解ですよ!お前にはオタクの兆候がある!」
なぎくん「おたく??」

 

……順調に恐竜オタクに変貌していったのです。


◆「息子を恐竜にはめたのはこいつらだ!」

 

「大恐竜時代へGO!」

彼をこんなに恐竜の世界のどつぼにはめた一端は、DVD「大恐竜時代へGO!」。

 

イギリスのBBC放送が製作する、子ども向けのドラマで、英国人俳優のアンディ・ディ扮する「英国の国立博物館で働いてるアンディ」が、博物館展示を作る際の困り事を恐竜時代にタイムスリップすることで解決するという内容です。

 

大恐竜時代へGO!! ティラノサウルスと追いかけっこ [DVD]

大恐竜時代へGO!! ティラノサウルスと追いかけっこ [DVD]

 

 


毎回一話完結で、ストーリー展開は全く同じ。

 

【毎話の流れ】

アンディや周囲の人のうっかりミスで、展示品を破損したり無くしてしまったりなどする

→密かにアンディが恐竜の世界にタイムスリップし、展示品に代わるものを回収

→博物館の営業時間に間に合うように帰ってくる。アンディ「秘密だよ!」的なドヤ顔を視聴者に向ける

 

……もう、突っ込みどころは満載のコメディなのに、BBCならではの美しい恐竜時代の再現VTRで文句を言わせない力業の作品です。(一部、同じBBCの「ウォーキング ウィズ ダイナソー」の映像を使っている様に思います)

 

 

 

 

また、脳に染み着く愉快なオープニングテーマ曲も見所の一つ。全体を通して親も子どもも楽しめる内容。

 

なぎくんは未だに特撮が怖くて見られないのですが、そんな彼でもビビらず視聴できる程、肉食恐竜の荒々しいシーンは少ないので、3歳・4歳の恐竜好きにはおすすめです(私が四半世紀、石ノ森章太郎系の特撮オタクなのにも関わらず未だに仮面ライダーが苦手とは……彼が朝起きる前に化粧しながら今週のジオウとリュウソウジャーを観るのが日課の私は、いつになったら夢の「息子とシアタージーロッソ」が叶うのか……)。

 

②図鑑MOVE「恐竜」

 

一時期、毎日眺めていました。

図鑑MOVEは、私の会社の皆さんが出産祝いでくださったものの一つ。私の勤める会社は、出産祝いや結婚祝いについては欲しいものを金額内からリクエストできるシステムなのです。

 

 

はじめてのずかん きょうりゅう (講談社の動く図鑑MOVE)

はじめてのずかん きょうりゅう (講談社の動く図鑑MOVE)

 

 

 

なぎくんが生まれた当初、必要なものは全て揃っていたため特別欲しいものがなかった私。妹が先に男の子を二人生んでいたので(今ではさらに一人生んで三兄弟に)、ベットからチャイルドシート、服まで、産後必要なものは一式お下がりがありました。

 

そのため、何がほしいか聞かれたときに「うーん……しばらく要らないけど……子どもって何がほしいんだ?ランドセル?いや、さずかに早すぎだし好みもあるだろうし……机?も、早いよな……うーん……図鑑?あと、漫画日本史とかいいな。買うと高いし、揃えるの思いきれないもんな!」という流れで図鑑を頂きました。

 

会社の皆さんは「図鑑?え?」となったといいます。そうでしょうね。もらった私も、思い付きでセレクトしたので。

 

しかし、それが3歳になってついにオープン!

 

今となっては、あの時買ってもらって良かった!しかし、恐竜は毎年何十種類も新種が発見されるので、最新版を読むとまた違いました。理科や社会のバイブルは、最新のものに限ります。過去の物事や科学的な事象は変わらないのに、人間が新たな発見をしていくことで、学ぶ内容は変わってしまうのです。

 

図鑑を出産祝いでもらうのが良いか悪いかは半々ですね!小学校まで待たずなぎくんが読んでくれて救われたって感じです。下手したら漫画日本史の方は、若干習う内容と違うかも……当時は新装版だったけどなあ。

 

図鑑の良いところは、一覧性です。ネットは自分で探した限りの情報なので、学者の方の良かれと思う流れであれこれ知れるのはとてもよいと思います。

 

見開きのページ内にいるのは分類上、仲間の恐竜たち。アイコンを見れば肉食か恐竜か分かる。地図を見て、どのエリアから化石が出土したか分かる。索引で名前から調べる。……これらは図鑑ならではの学びです。

 

しかし、その索引で聞かれた恐竜を探すのに戸惑った経験も。

 

なぎくん「まま、ゴメンサウルスのページ見たい」
私「ゴメンサウルス何て面白い名前のがいるのかい?」
なぎくん「うん!」
私「……うーん。索引を見てもいないなあ」
なぎくん「いるよ!首が長くて二本足で立つこともできるんだよ」

私「えー!首が長いのに二本足で立つの??……うーん。ゴの母音はオだから……オメンサウルスっていうのもいないかあ……」

 

なぎくんは、当時4歳になる前。よく話す方ではありますが、所々発音が曖昧なところも。

 

図鑑にすべての恐竜が載っている訳ではありませんが、ネットで探しても「ゴメンサウルス」も「オメンサウルス」もいません。

 

それから、三ヶ月間、彼の言う「ゴメンサウルス」は見つけられず……ある日タカラトミーの動物フィギュアシリーズ・アニアのDVDを見ていたら、なぎくんがふと「まま、これがゴメンサウルスだよ」と。

 

はい、「オメイサウルス」でした!

 

なんとー!「オメンサウルス」ってよみは惜しかった!!

 

 

アニア 恐竜バトルキングダム

アニア 恐竜バトルキングダム

 

 

 

アニアなどの監修やハッピーセットの付録は「小学館 図鑑NEO」が監修していますが、図鑑はそれぞれの出典元で微妙に記述内容が違うので、なぎくんは自然とそういったニュアンスをなんとなく掴んでいるようです。

 

そういったリテラシー力が付くという意味では、同じシリーズではなく、違うシリーズの図鑑にも触れられるのは良かったのかなと感じています。


YouTubeチャンネル「まめきゅん」

 

なぎくんは、これで恐竜の分類をマスターしました(笑)。

 

韓国で作られた教育アニメを日本語に翻訳したものなので、多少いいまわしが「字余り」なのもご愛敬。

 

とくに恐竜については歌で覚えさせる動画が多いのですが、角竜類の歌であれば「♪ぼくは(プロトケラトプス)~角がない~フリルも小さくて大変だ~はやく~逃げ出すんだ~そ~れが肝心だ~」という歌詞があり、なぎくんが歌っているのに対して「なにそれ?」と思わず言いました。

 

https://youtu.be/CN031HRB5Vsつのりゅうのうた | 恐竜の歌 | 恐竜ソング | まめきゅん - YouTube

 

このチャンネルでは、科学的な事象なども分かりやすく紹介しているので、未就学児から小学校低学年までおすすめですよ。

 


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